2026年10月13日
私たちは遺品整理の業者ですが、この記事は業者を呼ばずに終わらせる方法の話です。量が数点から1部屋分で、時間と体力があるなら、自分でやるほうが確実に安い。ただし順番を間違えると、安く済むはずが損に変わります。その順番から書きます。
先に線引きを。自分でやれるのは、物が数点〜1部屋分で、通える距離に住んでいて、収集日を待てる人。逆に、一軒分ある、退去や売却の期限が迫っている、遠方で通えない、大型家具を階段から下ろせない。どれかに当てはまるなら、無理をせず業者の記事から読んでください。

ごみ袋を持つ前に、探す物があります。遺言書、通帳、印鑑、権利証、保険の証券、鍵。相続の手続きに必要な物を先に別保管する。これが自分でやるときの最重要工程です。あとから「どの袋に入れたか分からない」になると、取り返しが付きません。

探し場所や法律上の注意は捨ててはいけないものの記事にまとめました。相続放棄を考えている方は、そもそも処分を始める前に同記事の民法921条の項を読んでください。
書類が確保できたら、残りを仕分けます。分け方は私たちが現場でやるのと同じで構いません。残す・供養する・売る・処分する、の4分類です。

コツはひとつだけ。迷った物はその場で決めず、保留の箱に入れて先へ進むこと。1点で5分悩むと、1部屋で日が暮れます。形見として親族に分ける物は、勝手に持ち出さず全員の集まる日に決めるのが安全です。段取りは形見分けの記事のとおり。
衣類や紙類、食器などの小物は、普段のごみ収集で数週間かけて減らします。お金はかかりません。残った家具などの大物が、粗大ごみの出番。大阪市なら電話かネットで申し込んで、1点200円からの手数料券を貼って出すだけです。申込みから収集まで最短3日、混む時期はもっと先になるので、日程は早めに押さえてください。

手順の詳細は大阪市の粗大ごみの記事へ。エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目だけは粗大ごみに出せず、公定のリサイクル料金がかかる点にご注意を。
大阪市の料金で試算すると、たんす1,000円、ベッド1,000円、マットレス700円、ソファ700円、テーブル400円と積んでいって、1DK分の粗大ごみは4,400円ほど。冷蔵庫と洗濯機のリサイクル料金を足しても、処分費そのものは1万円台です。業者に頼んだ場合との差額の中身は費用の記事に書きました。

お金の代わりに払うのは時間です。書類探しに1日、仕分けに数日、収集日待ちに数週間。急がない家なら、それで何の問題もありません。急ぐ事情があるかどうかはいつから始めるかの記事で確かめられます。
実は、いちばん安い業者の使い方がこれです。小物を自分で減らしておいて、階段から下ろせない家具と、量の多い残りだけを頼む。回収量が減るぶん、見積りは下がります。

架け橋は途中参加でも構いません。お部屋の写真をLINEで送っていただければ概算をご案内します。現地のお見積りは無料、見積り後の追加料金はなく、キャンセルも無料。「ここまで自分でやった。残りはいくら?」という聞き方で大丈夫です。
無料お見積り・ご相談はこちら / お電話 0120-598-725(9:00〜19:00 年中無休)
出典:大阪市「粗大ごみ処理手数料一覧表」「粗大ごみ収集の申込みに関すること」、民法921条(e-Gov法令検索)(いずれも2026年9月30日に確認)。粗大ごみの料金と申込方法はお住まいの市区町村で異なります。
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